土地や建物などを受け継いだ場合、なるべく早めに相続登記を行う必要があるでしょう。原則として不動産を取得したときから3年以内に相続登記を完了させることが決まっており、2024年からは義務化されて違反した場合には罰則規定が設けられます。相続登記を終わらせるには様々な費用が掛かるので、慌てることのないよう計画的に準備しておくのがおすすめです。独力ではどうすれば良いかわからない人もたくさん存在すると言われているので、司法書士の先生など専門家にサポートをお願いするのが得策かもしれません。
不動産登録免許税は相続により不動産を承継した場合に、固定資産税評価額に対して0.4%の割合で納めることが定められています。そのため資産価値が高い物件などを受け継いだ場合には、一気にまとまったお金が必要になるため注意しておきましょう。司法書士の先生に手続きを依頼する場合は、50、000円から100、000円前後の手数料がかかるのでその費用も準備しておかなければなりません。このように不動産相続に関する手続きを終わらせるためには様々な費用がかかるため、手続きに精通している人に総合的な費用を計算してもらうのがお勧めです。
司法書士の先生であれば手数料も含めてトータルコストを計算してくれるので、早い段階で必要な資金を把握することができるでしょう。見積もり自体は無料で作成してくれる司法書士事務所が多いので、気軽に相談することが可能です。